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‘阿房宮’

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LEFT:
Haworthia ‘Abōkyū’ (Abō Gp) /‘阿房宮’(阿房系)

RIGHT:
Haworthia ‘Abōkyū’
Oobtained as ‘Kōhō ’/ ‘光鳳’.;this cultivar name was judged synonym of ‘Abōkyū’ on “Total List of Haworthia Cultivars / ハオルシア品種名総覧”.



夏に撮影してほったらかしだった画像シリーズ。
‘阿房宮’と‘光鳳’、確かに違いは殆ど無い感じなので同一品種かなあという感想です。
結実するので別クローンではあるらしいですが、観賞価値にも違いらしい違い、優劣らしい優劣もないので両方優先権のある‘阿房宮’で良いと思います。
「もっとちゃんとキレイに育ててから言えや!」というのはナシで。
なお現在越冬断水で阿保宮になっている模様。

‘Kohō’/‘小鳳’ というのもありますが、「重複名・類似名の判定対象には正名はもちろん異名・無効名の類いも含む」ので、‘小鳳’もアウト。
ジャッジの根本的な基準はローマ字なので注意です。

日本語の品種名をローマ字で表記する場合、ICNCP では「実際の発音をヘボン式ローマ字+長音はマクロン使って『音写(音声転写)』せえや」ということになっているんですが、殆どの方は「ローマ字に『翻字(文字転写)』したったらええんやろ」という認識であるためややこしい感じになってます。
ICNCP と日本との合意形成不足という部分の一つかなと思います。
個人的にはマクロン使うのはクソ面倒なんでもうちょっと何とかしてほしいです。
どうせ発音なんか出来んのだし、活字書面上とか検索性も踏まえてそっちのほうが将来性があると思います。

因みに「母音が重なる部分」や「ん+母音」、例としては『須佐乃男がSusanooでスサヌーみたいになってしまうのでSusano'oと表記する』『純一郎がJunichiroでジュニチロみたいになってしまうのでJun'ichiroと表記する』のアポストロフィですが、品種名総覧ではハイフンになっています。
正式にはアポストロフィなんですが、正直日本で生活していて見た記憶がほぼ無かったです。
この辺の部分は私もハイフンのほうが良いんじゃない?とか意見を出したりしていたので、気になって発行後も調べていたんですが、ネイティブ的にはアポストロフィでもハイフンでもどっちでもアリみたいです。
カンマとかじゃなければ大方初見で判断可能みたいな雰囲気。
実際にこの手の問題を外国人に相談した場合は、ローマ字の正しいルールを知っている人はアポストロフィを、そうでない人はハイフンを提案してくるっぽいような感じ。
日本の作品を海外字幕で観てみると割りとアポストロフィは使われていますが、半分以上はスポーツ選手の名前みたいにパスポート的なローマ字表記が多いです。
字幕を付けた人に依る部分が大きい印象。

何にせよ日本語と ICNCP は相性悪いです!

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『コイケヤの頑固あげポテト(香ばし塩味)』、これは今まで食べてきた中で1番好きですね!
硬さもナイスで芋の香りも良いんですが、胡麻油にチキンの風味がやたら嵌まります。
粉末酢と微妙な香辛料がポイントなのかも。

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