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E.‘Blue Bird’ x purpusorum

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140308_112534_ed.jpg


Echeveria ‘Blue Bird’ x purpusorum (not ‘Dionysos’)
seedlings 2013.



http://1911.up.seesaa.net/image/1911-2013-11-14T18:42:54-1.jpg
http://1911.up.seesaa.net/image/1911-2013-08-31T20:24:21-1.jpg

右奥のヤツが可愛くてしゃーない。
緑と茶色が混ざったような象牙色に赤紫色な大和模様でトゲが強い感じです。
これは熱い。
‘Ben Badis’ の硬くて大きい版みたいな感じになると面白いと思うんですが。
意外と粉が出ないんですが地肌でもこの色になるのかー。
交配素材としても調度良い使い勝手になるんじゃあないかなあ、と。
色付きとかトゲが生えそうな組み合わせは殆どやらなかったんですが人気なだけあってなかなかどうして。
E. colorata ‘Mexican Giant’ x purpusorum とかのほうが王道感がありますが。
やらないんでアレですがどっちもアホほど血が強いんでなんとなく実生苗の顔つきがかなり揃うんじゃないかな〜とか予想してます。

しっかしみっちり生えてしまいました。
成長が芳しくないのは処分したい気もします。
でもパッと見どれも似たようなもんでも、ドッシリ大和シルエットと丸っこいのが混在してて早々に切り捨てるのは惜しい。
スペースも惜しい。


‘Fabiola’ がパピオラになっちゃってたりするよ問題。

Echeveria ‘Fabiola’
http://crassulaceae.ch/index.php?TPL=113&x270_id=533&x270_listsearch=1


ハングルが併記されているのでこれをグーグル翻訳に突っ込むとPabiolraになります。
ほう。
どうも韓国語では外来語 F の発音が P で表記するのが通例らしいです。「明らかに英語等を日本語の慣例に倣ったで音写・翻字した表記ではない、違和感のあるカタカナ表記の名前」がしばしば出てくるのはこの辺に問題があるんだろうと思います。


日本も大概ですが、「キチンと品種としてコレクションしたい」という方は元のラテンアルファベットの表記を確認することをオススメします。
というか変なカナでとっ散らかって出回るとアレなんでしっかりしてくれよと思います。

しかしあっちの国ではなぜ E. purpusorum を「プミラ」と呼ぶのか?
普通は E. secunda ‘Pumila’ (E. secunda の synonym E. pumila という分類群自体を品種として取り扱う) なんですが。

E. secunda ‘Pumila’ は恐らく"風車"とかで売ってる濃い青緑色でボサボサ仔吹きするあれじゃないかと思います。
「ピーコッキー」と言ってたりする人もいますが E. peacockii とは考え憎いです。
E. secundaE. peacockii を間違えてる人が業者愛好家含めて目茶苦茶多いですが、花で簡単に分かります。
というか花を見ないでも色味とか葉っぱの質感が全然違いますが・・・。


"ホワイトアウト" は以前「セクンダ」とか「グラウカ」とかで売られてましたが、 E. peacockii そのもの(の一型)です。
Koehres のギャラリーに同じ型の現地株が掲載されてます。
一時期「ピーコッキー・グラウカ」とか「そんなタクソンねーぞ!」なポンコツなラベルになってたりしてて残念な感じですが、個体としては非常にナイスです。
国内には殆ど無かったシルエットの型。
恐らく輸入種子の取り違えだと思いますが、どういう種子を蒔いたのかと実際生えてきた苗とでしっかり確認して欲しいです。
‘ホワイトアウト’ という品種扱いでも問題無いような気がしますが、適格性と「E. peacockii の一型そのもの」な部分で何とも言えないです。


"トリメンシス"("トルセンシス")は正確には E. tolucensis です。
E. secunda と近いですが染色体数がなんたらレベルだと別種らしいです。

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揚げ玉、七味、ゆず、全部多めでイクのが流行りかけてます。
冷静考えてみると魚の出汁にチリペッパーとシトラスってなかなかエスニック。

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