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朧バード

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Graptopetalum paraguayense x Echeveria ‘Blue Bird’
seedlings 2013.



ピーコ的な白さのプトベがあったらステキかも、的な組み合わせ。
朧月 x 白エケ の流れ。
エッジも丸いしシルエットも朧月そのものではないんでちゃんと出来てるっぽい。
もう青白いし glaucous な部分も良さそう。
葉っぱが立ったり短くてズングリした感じになるかと思いきや意外と偏平な星型ロゼットになってきててそこそこ期待。
まあクソみたいなロゼットになるかもしれませんが。
朧大和と比べると面白い。
ついでにもう1鉢ある。
こっちは成長激おそのろのろ丸。
まあ一本くらいええの出るだろう。


数年前から E. peacockii は相当熱い種(すぴーしーず)じゃないかと思ってますよ。
現地の‘Desmetiana’系のロゼットをした優良個体はもうメチャカッコイイです。
他にもなんか小型の仙女杯みたいなヤツとかあって凄い。
せっせと実生・交配させて古典園芸的に改良する価値がありそう。



E. peacockii
E. peacockii ‘Desmetiana’
E. peacockii ‘Subsessilis’

みたいな表記について。
こういうのは『苦肉の策』的なことを聞いたことがあったんでそーなのかー、とか思ってましたが「過去または現在の分類群そのものを品種名として扱っても良い」みたいな感じの規定が ICNCP にバッチリあります。
こういう見た目・観賞価値が異なる複数の種が一つの種に統合された時とかには非常に便利な規定で、うってつけというかこういう時の為に作ったのかな?と思えるくらいで。

E. desmetianaE. subsessilis は type と記載文を伴って出版されている種だったワケで、出版物に掲載されてない未発表品種名よりよっぽど品種名として正統性がある。
E. peacockii ‘Desmetiana’と E. peacockii ‘Subsessilis’以外の E. peacockii は全部そのまま E. peacockii
(話がややこしくなるんであまり書きたくないけど E. ‘Peacockii’もOKだったり。学名とパラレルになるだけにややこしい。)
そんなわけで、たまに「本来の‘ナントカ’ってのはってどれ?」みたいなことをきかれたりしますがそのときは crassulaceae.com の記載文献を提示したりしてます。

栄養繁殖がメインで現在まで残ってる園芸上の個体が type とかピッタンコカンカンなことが多いのはベンケイソウ科の良い所の1つだと思います。
そういう意味では E. abcde というより E. ‘Abcde’みたいな部分も強く、原種が品種そのものとして成立しているとも言える。
逆にデータとかが無くても文献を参照すればラベル落ち個体でも学名まで戻せるとも思います。

そんなこんなで新興の品種なんかも判断の基準として結局出版・記載が重要だったりします。

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新PCが来たんでとりあえずIE10使ってますが・・・うーん描画はキレイだけどやっぱり操作性が悪い。
Win7(Pro)なんでIE9かと思ってた。
前使ってたUnDonutみたいなブラウザにしたいんだけどなんか調べてみるとよーわからん。
Sleipnir4でも入れてみようかな。
Chromeはピンと来なかったけどChromium系はもう少し試してみたい気がする。
しかもIE11がもうすぐ出るって?
Anciaっていうのがオッ、と思ったんですがまだまだ開発中みたいで。
なんかブラウザだらけになりそう。

あとこの blog の本文英数字の Arial が読みにくいっすね。

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